オオハンゴンソウを食べてみました

 

特定外来生物オオハンゴンソウを食す

1 管理センター周辺の湿地には、オオハンゴンソウがたくさん生えています。どうも、青葉の森だけではなくて、青葉山全体的に生えているようです。
このオオハンゴンソウは、北アメリカの植物で、明治時代に観賞用として日本に持ち込まれたものです。それが野生化し、現在各地で日本の生態系をおびやかす存在となっています。環境省の外来生物法で、特定外来生物(下記参照)に指定されているほどです。
青葉の森でもあまり増えてもらっては困ります。
そこで、山菜として食べることができたら、みんなが食べることで減るんじゃないかと考えてインターネットで調べてみると、食べたというテキストがいくつか見つかりました。どうやら食べられそうです。
今回は「vs オオハンゴンソウ」と題して、オオハンゴンソウが本当に食べられるのか試す(生死をかけたバトル)ことにしました。

1バトル1 おひたし
刈り取った若芽をおひたしにしてみました。不安な気持ちがあるため、2~3分と通常のおひたしよりも長めに茹でました。
3cm くらいにカットしたら、おしょう油をかけて、いざ、試してみます。

バトルを終えての感想:
・春菊とセリの混ざったような味
・やや刺激がある感じだけど食べられる

2バトル2 天ぷら
またもや若芽を刈り取って、次は天ぷらにしてみました。株もとを残すと葉がバラバラにならずに作れます。ただし、揚げても硬い場合があるので、口に入れるときは最後に入れたほうがよいようです。おひたし同様にやや不安な気持ちが
バトルを終えての感想:
・軸に食べごたえがあっておいしいかも
・なかなかいけるぞ

3バトル3 胡麻和え
またまた刈り取った若芽を、今度は胡麻和えにしてみました。おひたしの時に舌触りが良くないように感じたので、なめらかになるようにと思いました。
3 度目でも未だ若干の不安な気持ちがあるため、しっかりとゆでました。
バトルを終えての感想:
・春菊やほうれんそうの胡麻和えよりおいしいかも

出典:青葉の森から